2009年5月8日金曜日

第26回 リーダーシップ論の変遷④マネジリアルグリッド

「マネがリアルでGood!とブレークした おとん。元チーマ、仕事は常に人まかせで無関心。生産横取り、人を立てない。」

マネジメントグリッド

今回はブレーク&ムートンのマネジメントグリッドです。

マネがリアルでGood!=マネジリアルグリッド

 ブレークしたおとん=ブレーク&ムートン

 チーマ=チームマネジメント型

 仕事=仕事中心型

 常に=常識型

 人(まかせ)=人間中心型

 無関心=無関心型

 生産横取り=生産への関心が横軸

 人を立てない=人間への関心が縦軸

マネジリアルグリッド(グリッド理論)とは

1962年にテキサス大学の心理学者ロバート・R・ブレイクと数学者ジェーン・S・ムートンにより提唱された組織づくりのための行動科学の理論です。

リーダーシップの行動スタイルを「人への関心」と「生産への関心」という2つの側面から捉えた代表的な行動理論です。リーダーの自己評価と部下の評価を総合し、あるべきリーダー像になるには、どのような自己革新が必要であるかを理解し実践していくことを目的にしています。概要は以下のマトリックス図で表されます。


















各スタイルについて

9・9型 チームマネジメント型…業績は高く、組織の信頼も厚い。理想的なリーダーシップのスタイル

9・1型 仕事中心型…業績(生産)のみ重視で部下への関心なし。

5・5型 常識型…部下への関心も業績(生産)への関心もほどほど。

1・9型 人間中心型…部下との人間関係は良好だが、業績(生産)には無関心。仲良しクラブ状態。

1・1型 無関心型…人にも生産にも関心がないため、与えられた仕事のみをこなす組織。

あなたの組織はどのタイプでしょうか。理想的なスタイルを確立するのは難しそうですね。

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