2009年5月8日金曜日

第25回 リーダーシップ論の変遷③ミシガン研究

「ミシガンのリカちゃん、温泉独占。ソーダ飲みつつサッカー観戦、城、中心が一番だ!」

ミシガン研究

今回はオハイオ研究に引き続きミシガン研究です。

前回のオハイオ研究、アイオワ研究(実験)と、アメリカの州シリーズ 3つセットで覚えておきましょう!

ミシガン研究

ミシガン研究とは、リッカートをリーダーとして、ミシガン大学社会調査研究所が行なったリーダーシップの立証研究。
ミシガン研究では、リーダーシップが組織のモラールに影響を及ぼし、更には組織の業績に影響を与えるという仮説が検証された。

リカードはここで、組織特性を4つの類型(システム4)に分類し、生産性の高い組織と低い組織の間にある特性の違いを明らかにしました。
- 独善的専制型(システム1)
- 温情的専制型(システム2)
- 相談方(システム3)
- 参加型(システム4)

多くの組織がシステム2ないし3のレベルに留まっており、最も優れているシステム4、すなわち、参画型組織システムへの組織変革、がリカートの主張です。

アイオワ研究(アイオワ実験)
レビンらによる実験を通したリーダーシップ類型論(民主型、独裁型、放任型)。
民主的リーダー、専制的リーダー、自由放任的リーダーでは、作業の量的な面は、専制的と民主的がともに優れていたが、質的な面、集団の雰囲気は民主型が最も優れていた。

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