2009年5月9日土曜日

第36回 プログラム言語 その3

「Seaのうにのスープじゃわい、Oh 至高!」

第36回は、経営情報システムから 「プログラム言語 その3」です。

3回目の今回は、C言語およびそれから派生したC++やJavaについて覚えましょう。

「Seaのうに」で「C」言語がOSの一種の「Unix」の記述に使われているものであることを示しています。

「スープ」が「C++=シープラプラ」、「じゃわい」が「Java」、「Oh至高」が「オブジェクト指向」の略となっており、C++とJavaがオブジェクト指向言語であることを示しています。

C言語

90年代に広く標準的な言語として使われた。非常に汎用性があり、現在でも高信頼性が求められるサーバシステムでよく使われるUnix OSなどは、このC言語で記述されている。

C++

C言語にオブジェクト指向の特徴を取り入れた言語。プログラムのモジュール化が容易で、再利用がし易くなる。

Java

C++をベースとして開発された言語だが、初めてOSの種類に依存しないでどんなコンピュータでも実行できる言語として登場。 WindowsでもMacでもUnixでも動作するため、インターネットの普及とともに急速に広がった。

Unix

今のインターネットの標準(プロトコル)を始めて実装したOSとして登場し、インターネットにおけるサーバOSとして広く利用された。Windowsがパソコンだけでなくサーバシステムに広く使われるようになった現在も、高信頼性が求められるシステムではこのOSで動作していることが多い。

第37回 プログラム言語 その4

「ホームページのH止まらない。Xはまり、たぐってつなげる。引っ張ーる指示、じゃあすぐ動かして!」

プログラム言語シリーズ 最終回の今回は、WEBで使用される、html, xml, Perl, JavaScriptを覚えます。

「H止まらない」が「html」、「Xはまり」が「xml」、「たぐってつなげる」が「Tag言語」と「繋げる」を意味し、xmlがシステムの接続やデータ交換につなげるために使われることを示しています。「引っ張ーる指示」は「Perl」が「CGI」であり、「じゃあすぐ」が「JavaScript

、「動かして」がJavaScriptがホームページに動きを与えたりするときに使われることを示しています。

html

ホームページ(WEBページ)を記述する言語。テキスト(文字)データをタグ(注記)で囲んだだけのシンプルな形式で、WEBブラウザさえあればどんなコンピュータでも見れるため、インターネットの普及と共に拡がった。

xml

htmlと同様なタグ言語。htmlと異なり、利用者が自分でタグを定義して使うのが特徴。csv形式と共に、システム連携やデータ交換の際のデータ形式として使われる。

perl

CGI(Common Gateway Interface)の開発によく使われる。インタプリタ言語で初心者でも扱いやすい。

CGI(Common Gateway Interface)

サーバがWEBブラウザからの要求に応じてプログラムを起動するための仕組み。CGIを使うことで、サーバからの情報の一方通行ではなく、サーバ側に情報を送出して処理を行わせることが可能になる。

JavaScript

WEBページに動きを与えるために使われる言語で、WEBブラウザ上で実行される。Javaに似た記述法がとられているためこう呼ばれる。


第35回 プログラム言語 その2

「かわいこぶる事務の娘、鍵、放っとるな!」

第35回は、経営情報システムから 「プログラム言語 その2」です。

プログラム言語 その2

第2回目の今回は、COBOLとFORTRANについて覚えましょう。

前半はCOBOLの説明です。かわいこぶるの「こぶる」が「COBOL」、「事務」がCOBOLが「事務処理計算」のプログラムなどに良く使われていることを示しています。

後半がFortranの説明です。「鍵」が「科技=科学技術」、「放っとるな」が「Fortran」を示しています。

COBOL

ホストコンピュータで動く基幹系や勘定系のシステムの開発によく使われた言語。

Fortran:

大学などで科学技術計算のプログラム開発などに良く使われた言語。

第34回 「プログラム言語 その1」

「木買い、足ぶって痛っ!ベシっといたぶられた」

プログラム言語 その1

まず1回目の今回は、初期の言語である機械語、アセンブラ、BASICについて覚えましょう。

 木買い=機械語

 足ぶって=アセンブラ(言語)、痛っ!=一対一

 ベシっ=ベーシック(BASIC)、いたぶられた=インタプリタ(言語)

 

機械語:

16進数で直接命令を記述する最も原始的な言語

アセンブラ言語:

アセンブラは機械語の各命令に英語の名前をつけて判り易く記述したもの。

ベーシック(BASIC)

その名の通り、初心者向けのインタプリタ言語です。インタプリタ言語とは、人間に近い言葉で書かれたプログラムをリアルタイムで機械語に翻訳、つまり解釈しながら処理を実行してゆく方式で、処理時間は遅いのですが、プログラムの記述内容が判りやすく、作成や修正も容易で初心者にも判り易いのが特徴です。

逆に、現在使われている多くの言語では、作成したプログラムをあらかじめコンピュータが読める実行モジュールに変換(コンパイル)しておいて、実行させる方式が取られている。実行速度が速い変わりに、プログラムを変更する度に実行モジュールを作り直す必要がある。


2009年5月8日金曜日

第33回 建築基準法の法改正


建築基準法の法改正

今回は「建築基準法の法改正」です。イメージしながら覚えましょ!

「佐野厄除け大師には不明。懲役3年?2年?1年?罰金は些細?」

 佐野厄除け大師=耐震基準など重大な実体規定違反(①)

 不=動産取引の際の不実告知(②)

 明=建築士・建築士事務所の義貸し(③)

 懲役3年?2年?1年=(①、②、③の順に)懲役3年、懲役2年、懲役1年

 些細(331)=(①、②、③の順に)罰金300万円、罰金300万円100万円

 

建築基準法の法改正について~解説~

2007年におこった多くの耐震偽装問題は記憶に新しいですが、これを聞いて家を建てるのが怖いと思った受験生の方も多いと思います。

そんな数々の偽装問題に対応すべく、2007年6月に施行されました。最近施行されたばかりなので、今年の試験にでる可能性は高いです。

語呂合わせでは、「建築士等の業務の適正化及び罰則の強化」部分を覚えましたが、ほかの改正点としては以下のものがあります。

こちらも、あわせて覚えましょう。

(1)建築確認・検査の厳格化
3階建て以上の共同住宅について中間検査を義務付け等。

(2)指定確認検査機関の業務の適正化
特定行政庁による指導監督の強化(特性行政庁に立入検査権限を付与、指定確認検査機関に不正行為があった場合、特定行政庁からの報告に基づき、指定権者による業務停止命令等の実施)等。

(3)建築士・建築事務所及び指定確認検査機関の情報開示
処分を受けた建築士の氏名及び建築士事務所の名称等の公表等。

(4)住宅の売主等の瑕疵担保責任に関する情報開示
宅建業者に対し、契約締結前に保険加入の有無等について相手方への説明を義務付け等。

(5)図書保存の義務付け等
特定行政庁に対して、図書の保存を義務付け。

第32回 実務補習


■厳しいけれど、やりがいのあるのが実務補習です!

番組の中で伊集院さんも説明されていたとおり、実務補習は決して気楽なものではありません。猛暑の中、路上での通行量調査や、徹夜での資料づくりなど、厳しい話は枚挙にいとまがありません。しかし、そうした厳しい状況を乗り越えて作り上げた提案だからこそ、クライアントに認めて頂いたときの嬉しさもまた格別です。また、およそ2週間にわたり苦労をともにしてきたメンバーとの強い絆づくりも、実務補習の醍醐味といえるでしょう。

ただし、喜びはより大きく、苦しみは小さくしたいもの。そこで、我々が昨年、実際に体験した経験則から、実務補習を受講する際のコツについて説明したいと思います。

■実務補習の日程は、2-6-3の11日で1クールです!

まず実務補習の日程を確認します。

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実務補習は、11日間でワンクール。黄色がグループ作業、白が個々人での作業日です。これを計3クールこなします。

これを見てお分かりのとおり、3日目から8日目までの6日間はメンバー個々人の作業となります。この6日間の効率を高めることができれば精度の高い提案が可能ですし、反対にこの6日間を無駄に使ってしまっては提案が厳しいものにならざるを得ません。そこで、6日間の効率を高める方法が求められます。

※ご注意:ここで述べた話は、07年の体験にもとづいて作成しています。そのため、08年の日程等とは状況が変化している場合が考えられます。したがって、今年受講される方は、必ずご自身で日程等を確認して下さい。

■2日目をどう終えるか?それが成功の分かれ目です!

では、この6日間を有意義なものにするには、なにが必要でしょうか?

「誰が、何を、どこまで」作業するか明確にして2日目を終えること。これが最大のコツです。いわゆる宿題を明確にして個人の作業に入ることを提案します。できれば、作業を一覧表に落とし込む程度にまで明確化しましょう。

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このように、理想的なかたちで2日目を終えるためには、その前段階、すなわち0日目と1日目の準備が欠かせません。

■0日目、1日目の準備を怠らず、2日目を納得して終わろう!

0日目すなわち実務補習前に、使えるサイトを「お気に入り」に入れておくなど、あらかじめ準備をしておきましょう。また、2日目の議論がスムーズにこなせるように、互いの経歴をよく聞いてメンバー個々の強みを把握しましょう。そのためには、自己紹介は手を抜かず、自分の長所を理解してもらうように努めるとともに、メンバーの長所をメモするようにしましょう。

『敵を知り己を知れば百戦危うからず。』とは孫子の言葉です。敵(外部環境やクライアント企業の事情)を知り、己(チームのリソース)を知ること。この2つの情報を早期にしっかりつかんで下さい。以下に、日程ごとの課題を表にして整理してみました。なお、0-1日目2日目の過ごし方については 別のブログに詳述しましたので、そちらも参考になさって下さい。

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0日目-1日目に収集した情報を活かしながら、2日目は妥協せず、クライアントが、そしてチームが笑顔で最終日をむかえるために、納得のいく結論を出してから解散しましょう。

新たな仲間との素敵な出会いと、そして何よりクライアントのハッピーを願ってやみません。頑張って下さい!!!

第30回 照明の単位 基本的用語

光束①高速料金、ルー免除 

光度②コードは強くかんでられない 

照度③しょこたんのツラは明るく、いいルックス 

輝度④キッドの輝き、強すぎる 

消費電力⑤消費電力、何ワット? 

色温度⑥マコーレ=カルビン、青ざめ高熱だ

照明の単位 基本的用語

今回は「照明の単位 基本的用語」です。イメージしながら覚えましょ!

・高速料金、ルー免除

 高速=光束、料金=量(光の量)、ルー免除=ルーメン

・コードは強くかんでられない

 コード=光度、強く=強さ(光の強さ)、かんでられない=カンデラ 

・しょこたんのツラは明るく、いいルックス

 しょこたん=照度、ツラは明るく=面の明るさ、ルックス=ルクス 

・キッドの輝き、強すぎる

 キッド=輝度、 輝き強=輝きの強さ、 すぎる=スチルブ

・消費電力、何ワット?

 消費電力の単位はワット

・マコーレ=カルビン、青ざめ高熱だ

 カルビン=ケルビン(色温度) 青ざめ高熱だ=色温度は高いほど青みをおびた光色 

照明の基本的用語とは

(1)光束 光束(単位:ルーメン)は単位時間当たりの空間に光源から放射される光の量のこと。光の強さを表します。光源から発生するエネルギー量の目安、または光源の性能を表す目安とします。輝度、照度を計算する場合の単位としても用いられています。 

(2)光度 光度(単位:カンデラ)は光源からある方向へ向かう光の強さのこと。

(3)照度 照度(単位:ルクス)は光を受ける面の明るさのこと。単位面積当たりにどのくらいの光が到達しているかを表します。

(4)輝度 輝度(単位:スチルブ)は、ある方向から見たものの輝きの強さのこと。輝度はある方向からみたときどれだけ明るく見える化を表すものです。ルーメン、カンデラ、ルクスが国際度量衡総会で採択されたSI単位系ですが、スチルブは異なります。

(5)消費電力 消費電力(単位:ワット)は電気器具を動かすときに使われる電力のこと。

(6)色温度 色温度(単位:ケルビン)は物体や天体の可視域での放射の色から推定できる温度のこと。色温度が低いほど赤味をおびた光色になり、色温度が高いほど青味をおびた光色になります。 

それでは、また次回お逢いしましょう!