2009年5月8日金曜日

第20回 ストアロイヤルティ向上策


ストアロイヤルティ向上策のポイント

(1) ポイントカード

 消費者が購入した金額に応じてポイントを加算し、規定のポイントになると金券の提供や割引の実施、特典の付与などを消費者に対し行うものです。ポイントの加算による利便の提供を求めるため、消費者はその店舗で購入するようになります。また、ポイントカード発行時に顧客属性(年齢・性別・家族構成・職業など)を入力させることにより、その後、顧客個別のマーケティングが可能となります。

(2) 販売員とのコミュニケーション

 店舗での販売員の接客や応対のことです。型どおりのマニュアル的なコミュニケーション(コンビニなど)よりも顧客の個性に合わせた質の高いコミュニケーションを実施することがストアロイヤルティの向上につながります。

(3) 顧客との継続的接触

 来店時以外にも顧客と継続的に接触を持つために、チラシ配布、DMの送付、メルマガの発行などを行います。また、継続的に顧客が来店するように実施する施策(ポイントカード限定会員向けのセールを定期的に実施する)も挙げられます。

(4)売場(売場づくり・品揃え)の変化

 顧客にとって利便性が向上するような売場づくりや顧客の要望に応える品揃えはストアロイヤルティ向上に効果的です。また、店舗の売場づくりや品揃えを変えることは、顧客に対し店舗へ行く楽しみを与えられます。

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